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Case Study 症例詳細 宮本歯科で治療された患者さんの
症例をご紹介いたします。

上下前歯8歯をセラミッククラウンで治療した審美歯科
50代 女性  2022年12月 症例   

治療前

治療後

治療内容

・オールセラミッククラウン
・ナイトガード

患者さんは50代女性で、定期検診でご来院になりました。 以前から気になさっていた上下前歯の虫歯治療を審美的改善も併せてご希望されました。

治療ステップ

ステップ 1
再初診

上下前歯の虫歯は以前から治療をお勧めしていましたが、応急処置のみ行っていました。
今回は審美的な改善も含めた治療をご希望されました。

ステップ 2
現状と治療計画

上下前歯8歯は切端部(歯の先端部)が虫歯によって浸食されて全体的に欠けて短くなっています。虫歯の範囲が広範囲に点在してあり、コンタクト部(歯と歯の隣接面)にはレジン充填もされているため、クラウンの製作が必要です。今回は審美的に綺麗にしたいとご希望なのでオールセラミッククラウンをお勧めしました。

●右上1番・2番/左上1番・2番/右下1番・2番/左下1番・2番
・オールセラミッククラウン

ステップ 3
プロビジョナルセット

事前に模型上でプロビジョナル(仮歯)を製作します。
プロビジョナルを実際に口腔内にセットをして、最終的なセラミッククラウンの歯の形態や色などのご希望を伺います。
プロビジョナルは便宜上連結して作っていますが、最終的なセラミックはそれぞれ1歯づつ製作します。

ステップ 4
セラミッククラウン印象

審美的な改善はもちろんのこと、かみ合わせも少しでも理想的なものに近づけるよう考慮して、上下前歯を同時に印象をしました。

クラウンと歯の境目(マージン)を隙間なくしっかり適合させることが最も大切です。
マージンは歯肉のラインより僅かに下(歯肉縁下)に設定するため、支台歯と歯肉の間に細い糸(圧排糸)を丁寧に埋め込んで、境目を正確に型取りできるような条件を整えます。
歯型取りは手軽に済ます歯科も多いですが、宮本歯科ではこの形成と印象採取に最も配慮しています。
印象採取は治療直後だけでなく予後の良い経過に繋がる大切なステップだからです。

患者さんにはシリコン印象ではご辛抱をお願いする事もありますが、現時点でデジタルスキャナーによる光学印象は私たちが保険外診療のレベルで求める精密さに達していないため、宮本歯科ではシリコンによる歯型取りを選択しています。

セラミッククラウンの色はご自分の歯よりも少し白めをご希望されました。

ステップ 5
セラミッククラウンセット

約2週間後、上下前歯8歯をセットしました。

治療前は前歯がかみ合っていませんでしたが、前歯でもしっかり咬めるようになりました。
今後は奥歯の治療も行った後、ナイトガードを製作する予定です。

治療費

プロビジョナル
¥11,000
× 8 歯
¥88,000
セラミッククラウン
¥172,000
× 8 歯
¥1,408,000
ナイトガード
¥33,000
¥33,000
合計 ¥1,529,000

※治療費は全て税込の価格となっております。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※根管治療が必要な場合は別途費用が必要となることがあります。

リスク・副作用

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがあります。
※すべて症例による違いや個人差があります。

治療担当

医師:宮本 庸一
歯科衛生士:小原 彩
トリートメントコーディネーター:宮本 秀子

症例紹介について

宮本歯科では厚生労働省が定めた医療機関ホームページガイドライン、ならびに医療広告ガイドラインに則ったホームページでの情報提供を実践しています。

ガイドラインでは、単純な術前術後の写真等、いわゆる「ビフォーアフター」を原則として(利用者保護の観点から)掲載を禁止していますが、患者さんの不利益にならないように要件を満たしている場合は、術前術後の写真等について広告(ホームページへの掲載)できるとされています。

より詳しい宮本歯科の医療広告ガイドラインの取り組みについては、「医療広告ガイドラインの遵守について」をご覧ください。

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