1. トップ
  2. 自費治療費
    一覧
  3. 保険と自費の違い

保険と自費の違い Insurance or Free 治療の内容を本当に理解していますか?

現在の日本の保険治療のシステムにおいて治療費用(料金)は全国どこでも一律です。
では治療内容はどうでしょうか?各歯科医院の固定経費の違いや、1本の歯を治療する際の難易度、どのような技術を持った歯科医がどれ程の時間と経費を費やしたか保険診療では全く考慮されません。

トリートメントコーディネーター

保険制度と治療品質

患者さん自身が治療内容を理解しなければ自由診療の善し悪しを比較することはできませんが、とは言え患者さんが専門的な内容を即、理解することは極めて困難と言えます。

治療内容と費用を正しく理解するには、着手する前に今後の治療についての十分な説明をお聞き頂くことがポイントです。
宮本歯科には患者さんの立場で治療を考えるトリートメントコーディネーターが在籍していますので、少しでも疑問や不安があれば遠慮なさらず、どんなことでも、何度でもご質問ください。
その上で治療方法や必要とされる費用(料金)や時間が妥当なものかどうかご判断頂きたいと思います。

保険の材料と自費の材料

歯科においても高度成長期には、日本の皆保険制度は大きな役割を果たし、多くの人々を救ってきました。2000年代に入り、どんな病気であっても「予防」や「早期発見・早期治療」と言われるようになりました。
歯科においてもからだに負担のない優しい(生体親和性の高い)材料や治療法が患者さんから求められる時代に変わってきました。

ところが保険治療では歯が痛くなってから削って詰める、悪くなったら神経を取る、手の施しようがなくなったら歯を抜く、歯が無くなったら入れ歯にする。
このように「悪くなってから治療する」ことしか原則できません。

治療で使う材料も決まっているので再治療のリスクが高い最低品質のもの、金属アレルギーなど別の症状を引き起こすリスクがあるものを使用せざるを得ません。
そして治療時間も必要最低限に制限されるため通院回数が増えたり、場合によっては長期の治療中に他の歯が悪くなることすらあるのです。

自由診療の費用と整合性

一方、自由診療は文字通り歯科によって治療費用に差があります。
治療を受ける患者さんの立場で考えれば、治療費用は少しでも抑えたいところだと思います。
特に自由診療の費用は保険治療に比べると安いものではないと思います。しかし誤解を恐れずに言わせて頂けば、患者さんの健康と安心に配慮した治療結果を提供するためには、適切な治療費用(時間+経費)が必要になるのが現実です。

費用が安いのがいけないとか、高ければいいというわけではありません。時間がかからなければいけないとか、時間をかけたからいいというわけでもありません。
費用や時間だけを見ずに、治療内容とご自身のメリット・デメリットを考え総合的に歯科医院を決めてください。

本来は一歯だけでなく隣り合う歯や反対側の歯、また噛み合わせや歯ぐき、顎関節や筋肉の動きも改善する治療を(1口腔内という目線で)おこなって初めて、治療した歯を長もちさせることが可能となります。
こうした患者さん本位の歯科治療は自由診療でしか提供することが出来ません。

宮本歯科では治療内容に妥協しないこだわりをもっております。治療にかかる時間や回数は他院に比べ少し多い場合もあると思います。
治療費用も自費治療の場合は決して安いとは言えないかもしれません。
しかし一度ご来院いただければ、そこに費やす時間や費用が妥当なものであることを納得いただけると信じております。