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歯周病治療 Periodontics 基本に忠実な歯周病治療と再発を防ぐ
患者さんのセルフケアサポートに
力を入れています。

歯周病は全身に影響する慢性的な炎症で、循環器疾患に大きく影響します。

歯周病は全身に影響する
慢性的な炎症で、循環器疾患に
大きく影響します。

歯ぐきから血や膿がでたり、歯がぐらつくなど歯槽膿漏とも呼ばれていた歯周病は決して高齢者に限った病気ではなく厚生労働省の調査*によると、4mm以上の歯周ポケットを持つ方は15歳~24歳で17.6%、55歳~64歳では53.7%とされ、歯周病の初期症状といえる歯肉炎を含めると成人の80%が歯周病予備軍と言えます。
*平成28年歯科疾患実態調査

1998年夏に「フロスか死か」というスローガン*が米国歯周病協会から発表されました。これは歯周病と循環器疾患(心筋梗塞など)の関係性をストレートに表現した有名なスローガンです。それから20年の間に歯科と医科の双方からの疫学的研究が進み、歯周病菌が全身の病気(動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など)に関係していることが明らかになってきました。
*Floss or die: the link between oral health and cardiac disease.(Garcia R.)1998 Summer.

歯周病の第一原因はプラーク(歯垢)です。歯科衛生士による定期的な歯のクリーニングと虫歯予防の正しいセルフケアが大切です。健康な歯と歯ぐきを保つことは美味しく食べることだけでなく、話すこと、運動すること、そして健康な人生を過ごすことにつながります。歯周病治療・歯周病予防は歯科の基本です。

宮本歯科の歯周病治療

歯周病検査

歯と歯ぐきの今を知る歯周病検査

宮本歯科では初診時に原則として歯周病の簡易検査を実施しています。歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)は炎症によって深くなっていきます。そのためプローブという細い棒を使って溝の深さを物理的に調べます。一般的には3mm以下が正常とされ、4mmを越えると歯周ポケットと呼ばれます。

歯周病が疑われる場合はより精密な検査に移行します。歯周ポケットの再検査、目に見えない歯ぐきと骨の状況を知るレントゲン検査、噛み合わせ検査、喫煙など生活習慣も聞き取り調査を行い歯周病の根本原因を探ります。
歯周病と診断された場合は歯周病治療に移行します。

歯周病も早期治療が大切です

歯周ポケットが深くなり、歯石がポケットに溜まり始め歯ぐきが腫れている状態では、歯を磨いたり、堅い食べものを食べる際に歯ぐきから血が出ることがあります。軽度の歯周病で治療をおこなえば歯を失う可能性を低減することができます。

軽度の歯周病治療

一刻も早い歯周病治療が必要です

軽度の歯周病を放置することで炎症が拡がり出血しやすい状態になります。その後、歯肉も細菌感染し膿をともない口臭の原因となります。骨の吸収も進み歯ぐきが下がってくることから歯の動揺(ぐらぐら)を感じるようになり、最終的に抜け落ちてしまいます。

中~重度歯周病治療

歯周病は歯を失う最大の原因です

歯のまわりにある歯を支えている組織を歯周組織といいます。歯周病(歯槽膿漏)はその歯周組織が炎症をする病気です。歯周病はIからIVに分類され進行に応じた正しい歯周病治療と治療後のセルフケアが大切です。

歯周病とは

歯周病予防 治療費

歯周病予防 費用(税込)
スケーリング 保険適用になります。
エムドゲイン手術 1症例(1/3顎) ¥110,000 ~
G.T.R.手術 1症例(1/3顎) ¥110,000 ~

*治療費は全て 税込の価格となっております。