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症例紹介 Case Study 宮本歯科で治療された患者さんの
症例をご紹介いたします。

奥歯2歯をセラミッククラウンで治療した審美歯科
30代 女性 / 2020年8月 症例   

治療前

治療後

治療内容

・ジルコニアセラミッククラウン
・ナイトガード

患者さんは30代の女性で、痛みはないものの右下の奥歯に穴が開いているのが気になるとの事でご来院されました。検診したところ、他院で治療された奥歯のレジンの詰め物の下で隠れ虫歯が進行していました。レジンの隙間から進行していた虫歯を丁寧に取り除いたうえで、白さと強度の両立をはかるためジルコニアセラミッククラウンで審美歯科治療を終えました。

治療ステップ

ステップ 1
初診時

他院で治療された奥歯が痛みはないものの穴が開いているのが気になるとご来院されました。
初診時にはレントゲン撮影・口腔内写真撮影・歯周ポケット検査を行いました。他院で治療したレジンの詰め物が入っている右下6・7番はレジンと歯の隙間から二次カリエス(二次的な虫歯)が進み、特に7番は大きさや深さがかなりあることが検診時に見てとれました。

ステップ 2
現状と治療計画

患者さんの希望を伺い治療計画を立てます 患者さんの希望を伺い治療計画を立てます

2回目のご来院で歯のクリーニングを行った後、院長診断とトリートメントコーディネーター(TC)による約30分のカウンセリングを行いました。事前に歯周処置が必要なこと、主訴として穴が開いていると気にされていた右下6・7番は虫歯が大きいため、これまでのようなレジンの詰め物ではなくクラウンでの治療になることをご説明しました。

ご本人から白いセラミックで治療したいとご希望があり、奥歯2歯をジルコニアセラミッククラウンで製作することになりました。また、アンテリアガイダンス(前歯によるガイド)がうまく機能していないため噛みしめに繋がり、奥歯に負担がかかっていたことからナイトガードの必要性をご説明しました。ご本人も歯ぎしりや食いしばりの自覚をお持ちでしたので、ナイトガードの製作も同時に行うことになりました。

●右下6番・7番
ジルコニアセラミッククラウン作成

ステップ 3
シェードテイク・歯型(印象)の採取

セラミックの色を決めるためのシェードテイクを行います。その後レジンの詰め物を除去、虫歯を丁寧に取り除いたうえで支台歯を形成し印象を行いました。

ステップ 4
セラミッククラウンのセット

初診から約1か月後、右下6・7番にセラミッククラウンをセットしました。アンテリアガイダンスが確立されていないため食いしばり傾向であること、またパラジウム合金のクラウンで対合歯を治療されていたことから、強度を持たせながら見た目と機能の両立をはかるため、咬合面もジルコニアで仕上げるジルコニアセラミッククラウンを選択しました。咬合面が少し艶っぽく写っているのはそのためです。

アンテリアガイダンス(前歯によるガイド)がうまく確立されていない咬み合わせのため、今回の治療した部位だけでなく他の奥歯を守るためにもナイトガードは欠かせません。
セラミッククラウンをセットと同時にナイトガードの印象を行い、3週間後にナイトガードをお渡しいたしました。今後は毎日ナイトガードをお使い頂きながら定期的なメンテナンスでセット後の状態を維持し、より良い噛み合わせを目指していきます。

治療費

仮歯(プロビジョナル)
¥5,000
× 2歯
¥10,000
ジルコニアセラミッククラウン
¥140,000
× 2歯
¥280,000
ナイトガード
¥30,000 ¥30,000
合計(税抜) ¥320,000

※費用は治療当時のもので現在と異なります。
※サイト内コンテンツの過去症例等については、掲載時点の消費税率、または税抜き表示で表記している内容が一部ございます。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※根管治療が必要な場合は別途費用が必要となることがあります。

リスク・副作用

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがあります。
※すべて症例による違いや個人差があります。

治療担当

医師:宮本 庸一
歯科衛生士:内藤 恵
トリートメントコーディネーター:宮本 秀子

症例紹介について

宮本歯科では厚生労働省が定めた医療機関ホームページガイドライン、ならびに医療広告ガイドラインに則ったホームページでの情報提供を実践しています。

ガイドラインでは、単純な術前術後の写真等、いわゆる「ビフォーアフター」を原則として(利用者保護の観点から)掲載を禁止していますが、患者さんの不利益にならないように要件を満たしている場合は、術前術後の写真等について広告(ホームページへの掲載)できるとされています。

より詳しい宮本歯科の医療広告ガイドラインの取り組みについては、「医療広告ガイドラインの遵守について」をご覧ください。

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