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Case Study 症例詳細 宮本歯科で治療された患者さんの
症例をご紹介いたします。

前歯2歯をセラミッククラウンで治療した審美歯科
30代 女性  2020年12月 症例   

治療前

治療後

治療内容

・オールセラミッククラウン
・ファイバーコア
・ホームホワイトニング

患者さんは30代の女性で、右前歯のクラウンが取れたことのセカンドオピニオンでご来院されました。 咬み合わせが深いため左右の前歯のコアが短く、頻繁に脱離を繰り返していました。脱離のリスクを少しでも抑えるために前歯の軸をわずかに前方に出し、コアの長さを出した上でセラミッククラウンを置き換える治療を行いました。

治療ステップ

ステップ 1
初診時

右前歯(右1番)のクラウンが取れたとの事でご来院されました。
前歯に入っているコアがかなり短くなっています。左前歯(左1番)のクラウンのコアも同じ長さという事でした。短いコアは脱離のリスクが高く、この患者さんも左右のクラウンが頻繁に取れていたようです。
他院でクラウンの作り直しを勧められたうえ歯ぐきの手術も必要と言われたため、セカンドオピニオンを希望しておりました。

ステップ 2
現状と治療計画

患者さんの希望を伺い治療計画を立てます 患者さんの希望を伺い治療計画を立てます

カウンセリングは初診時に行いました。
理想的には歯茎の位置を全体的に上にあげるような外科処置も考えられますが、処置が大掛かりになり、時間もかかります。
下の前歯も削って少しでも上の歯のスペースを確保することも考えられますが、これまでも他院で歯を削っているとのことで、今回は下の前歯を触らず上の前歯のみの治療となりました。
そこで、歯軸方向をほんの少し前方に出すことでコアを長くする提案をしました。
前に出しすぎると出っ歯になってしまうので限度はありますが、現状のまま作るよりも脱離のリスクは抑えられます。あくまで今までより改善されますが、今後も脱離が起こる可能性があることはご説明しました。
脱離のリスクを可能な限り低くするため、ナイトガードの製作も行う事になりました。

●右上1番・左上1番
オールセラミッククラウンを作成

ステップ 3
クリーニング・ホワイトニング

2回目のご来院時には左上1番のクラウンも除去し、両側ともに仮歯に置き換えました。
無理をして入れられたクラウンの影響で歯ぐきにかなり炎症があったため、印象を取る前にクリーニングを行い、歯ぐきが引き締まるのを待ちます。
その間にホームホワイトニングのご希望をいただき、そちらも並行して行う事になりました。

ステップ 4
ファイバーコア印象

約2週間後、歯茎の炎症が落ち着いてきたのでファイバーコアの印象を行いました。

ステップ 5
ファイバーコアのセット・セラミック印象

ファイバーコアセットし、オールセラミッククラウンの印象を取ります。

ステップ 6
セラミッククラウンのセット

初診から約1か月後、セラミッククラウンをセットしました。
その場でナイトガード印象も行い、約3週間後にはナイトガードもお渡ししました。
今後は定期健診で通っていただきながらセットした歯のチェックを行います。

治療費

仮歯(プロビジョナル)
¥5,000
× 2歯
¥10,000
ファイバーコア
¥20,000
× 2歯
¥40,000
オールセラミッククラウン
¥140,000
× 2歯
¥280,000
ナイトガード
¥30,000
× 1
¥30,000
ホームホワイトニング
¥30,000
× 1
¥30,000
合計(税抜) ¥390,000

※費用は治療当時のもので現在と異なります。
※サイト内コンテンツの過去症例等については、掲載時点の消費税率、または税抜き表示で表記している内容が一部ございます。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※根管治療が必要な場合は別途費用が必要となることがあります。

リスク・副作用

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがあります。
※すべて症例による違いや個人差があります。

治療担当

医師:宮本 庸一
歯科衛生士:内藤 恵
トリートメントコーディネーター:宮本 秀子

症例紹介について

宮本歯科では厚生労働省が定めた医療機関ホームページガイドライン、ならびに医療広告ガイドラインに則ったホームページでの情報提供を実践しています。

ガイドラインでは、単純な術前術後の写真等、いわゆる「ビフォーアフター」を原則として(利用者保護の観点から)掲載を禁止していますが、患者さんの不利益にならないように要件を満たしている場合は、術前術後の写真等について広告(ホームページへの掲載)できるとされています。

より詳しい宮本歯科の医療広告ガイドラインの取り組みについては、「医療広告ガイドラインの遵守について」をご覧ください。

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