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Case Study 症例詳細 宮本歯科で治療された患者さんの
症例をご紹介いたします。

前歯6歯をセラミックで治療した審美歯科
40代 女性  2020年2月 症例   

治療前

治療前

治療後

治療後

治療内容

・オールセラミッククラウン
・ファイバーコア

患者さんは40代の女性で、左上の歯が外れたことを主訴にご来院されました。外れた歯の他、上の前歯の歯の色や詰め物の変色、右上の前歯がねじれて生えている(捻転)歯列不正が見られました。
外れてしまった歯は治療の優先度が高いものの、上の前歯の審美的な改善を先にしたいというご希望を頂き、カウンセリングと診療を重ねながら1カ月ほどで審美歯科治療を行いました。

治療ステップ

ステップ 1

治療前

外れてしまった左上5番の歯は治療の優先度が高いのですが、上の前歯の歯の色や詰め物の変色・右上2番の歯列不正など、審美的な改善を先にしたいというご希望があり、まず上の前歯6本の治療を進めることになりました。

歯列不正に関しては本来であれば矯正治療が理想であるとご説明をしましたが、矯正治療は考えていないとのことでした。
そこで、セラミッククラウンで現状の歯を治療するとどのような歯並び・形になるのかを確認していただくため、治療後を想定した模型(WAX-UP)を作成することをお勧めしました。

ステップ 2

現状と治療計画

初診から約1週間後、製作した模型(WAX-UP)を見ながら治療に関するご説明を行いました。

①矯正治療を行った場合の歯列に比べると、審美的に理想の歯列を作ることは限界があること。
②いわゆる虫歯ではない歯を削ることによる今後のリスク(知覚過敏・長期間の使用によるクラウンの破損・脱離など)
③6本の歯を並べるスペースが決まっているので、それぞれの歯の幅を少しずつ狭くすることで綺麗に並んでいるように見えるものの、歯肉のラインや歯の長さは完全に左右対称ではない部分もあること。

上記の点を確認した上でご本人のご希望を改めてお伺いし、治療計画を立てました。

患者さんの希望を伺い治療計画を立てます 患者さんの希望を伺い治療計画を立てます

失活歯である左上2番のみ支台をファイバーコアに変え、その他の5歯はもとの歯を土台にオールセラミッククラウンを作成する事となりました。

●左上2番
ファイバーコア築造・オールセラミッククラウン
●左上3,1番、右上3~1番
オールセラミッククラウン

ステップ 3

歯型(印象)の採取

カウンセリングから約1週間後、左上2番にファイバーコアをセットし、他5本の歯を削合してセラミッククラウン印象を行いました。

ステップ 4

セラミッククラウンのセット

印象から約10日後、セラミッククラウンをセットしました。
ねじれて生えていた右上2番の歯が収まるよう他の歯の幅を丁寧に調整し、色も天然歯に近い色を選択して、自然な見た目の歯並びを作成しました。

今後も引き続き他の歯の治療を行う予定です。

治療費

前歯(右上1~3番 左上1~3番)
プロビジョナル(仮歯)
¥5,000
× 6 歯
¥30,000
ファイバーコア
¥20,000
× 1 歯
¥20,000
オールセラミッククラウン
¥140,000
× 6 歯
¥840,000
WAX-UP模型
模型作成(WAX-UP1歯分)
¥5,000
× 1
¥5,000
追加WAX-UP歯
¥3,000
× 5 歯
¥15,000
合計(税抜) ¥910,000

※費用は治療当時のもので現在と異なります。
※サイト内コンテンツの過去症例等については、掲載時点の消費税率、または税抜き表示で表記している内容が一部ございます。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※根管治療が必要な場合は別途費用が必要となることがあります。

リスク・副作用

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがあります。
※すべて症例による違いや個人差があります。

治療担当

医師:宮本 庸一
歯科衛生士:内藤 恵
トリートメントコーディネーター:宮本 秀子

症例紹介について

宮本歯科では厚生労働省が定めた医療機関ホームページガイドライン、ならびに医療広告ガイドラインに則ったホームページでの情報提供を実践しています。

ガイドラインでは、単純な術前術後の写真等、いわゆる「ビフォーアフター」を原則として(利用者保護の観点から)掲載を禁止していますが、患者さんの不利益にならないように要件を満たしている場合は、術前術後の写真等について広告(ホームページへの掲載)できるとされています。

より詳しい宮本歯科の医療広告ガイドラインの取り組みについては、「医療広告ガイドラインの遵守について」をご覧ください。

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