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はじめての宮本歯科(2日目) DAY 2 初診ご来院の患者さんへ
ご来院2日目のながれ

診査診断と治療計画をお伝えします

患者さんに宮本歯科を評価いただく日です

ご来院2日目も約1時間を頂きますが、治療を始めるにあたって欠かせない大切な2つの要素があります。
1つは初診時の院長の診査診断に基づいた診断結果をもう一度、より細かく患者さんにご説明し、メリットだけでなく、デメリットも包み隠さずに治療計画をわかりやすくお伝えすること。
もう1つは私たちの治療方針、治療のご提案、カウンセリングを通して、患者さんご自身が宮本歯科を評価し、ご自身の治療をおこなうに値する歯科診療所であるか選んでいただくことです。

私たちの歯科治療はいきなり歯を削ることではなく、まず患者さんの歯とからだを知ること、そして患者さんに宮本歯科を選んで頂くことがスタートだと考えています。即日治療を希望される患者さんには申し訳ありませんが、診査診断や説明と同意を疎かにした歯科治療、1日で終わるセラミック治療(1DAY審美歯科)は、提供しておりません。

※現在、感染症対策のため公衆衛生上の措置を講じて診療しております。詳しくは「新しい歯科診療方針」でご覧頂けます。

ご来院2日目のながれ

1セカンドカウンセリング

私たちは痛みやお悩みを抱えた患者さんが、初めて訪れた歯科診療所でエプロン姿で緊張しながら椅子に座わって、これからの大切な治療を慌ただしく選択することが正しいとは考えません。

プライバシーの保たれたカウンセリングルームで、初診時の院長の診査診断に基づきトリートメントコーディネーターが、レントゲン写真・口腔内写真・模型などをつかって丁寧にご説明をいたします。今まで受けられていた治療に関してのご心配事やお悩みなどをお持ちの方も少なくありません。今後の治療に関してはもちろんですが、そういった患者さんのお気持ちに寄り添いながら患者さん目線でセカンドカウンセリングを進めます。

治療開始までのお時間を頂くのは恐縮ですが、患者さんの立場で治療提案をおこなうために、宮本歯科ではトリートメントコーディネーターによる傾聴とご説明を大切にしています。一般的に患者さんは、歯の一部の不調を訴えられる場合が多いのですが、その原因が周囲の歯や噛み合わせなどお口全体に起因していることが少なくないこともあり、総合的なご説明のうえで今後の治療についてご希望を伺うことが、なにより患者さんの利益に適うためです。

2補綴カウンセリング (必要に応じて)

目立つ症状や主訴がない方の場合は診査診断のみですが、例えば銀歯を白い歯にしたいとか、抜歯で失った歯を治療したいなど事前にご希望をお持ちの場合は、2日目のご来院時にセカンドカウンセリングと同時に補綴(ほてつ)のカウンセリングを行うことがございます。私たちは必要な検査はしっかり、伝えるべきことははっきりと、でも不必要に来院回数を増やすことのないスマートな歯科診療サービスを目指しています。

3意思決定と治療開始

こうしてお伝えした治療計画を患者さんにご了承いただいてから、いよいよ本格的に治療開始となります。患者さんご自身で治療を選択する基本的権利を守るためには決して欠かせないため、初診の患者さんには「私たちが患者さんを知る日」と「患者さんに私たちを評価いただく日」という2日間のご来院をお願いしています。

この2日目は私たち宮本歯科を患者さんに評価いただく日です。患者さんに納得頂き、自分たちを信頼して選んで頂けるかが決まる、私たちにとっても大切な1日です。歯科治療では珍しい流れに困惑される患者さんもいらっしゃるかもしれませんが、これは宮本歯科がお約束する「ほんとうの歯科治療」に欠かせないものです。

さいごに

初診に来られた患者さんのお話しを伺っていると、インフォームドコンセントと言いながら診療室のチェアに座り、なかば口を開けたような状況でモニター越しに「どうしますか?」と聞かれた経験をされた方が多いことに驚きました。 例えば外科治療で初診来院当日に切開をしながらモニター越しに「どうしますか?」と尋ねることがあるでしょうか?事前に検査をして治療計画、メリットやリスクを説明し、患者さんご本人、時にはご家族の同意も得て治療を始めないでしょうか?

宮本歯科では当然、歯科においても患者さんの知る権利、選ぶ権利は守られるべきものですし、同時に患者さんと医療人の間にはお互いの信頼関係と敬意がなければ歯科治療は成立しないと考えています。

治療開始後の流れは、実際の治療をまとめた「症例紹介」で詳しくご覧いただけます。

※現在、感染症対策のため公衆衛生上の措置を講じて診療しております。詳しくは「新しい歯科診療方針」でご覧頂けます。

症例紹介
ご来院1日目