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Case Study 症例詳細 宮本歯科で治療された患者さんの
症例をご紹介いたします。

上顎前歯4歯をセラミッククラウンで治療した審美歯科
50代 女性  2022年6月 症例   

治療前

治療後

治療内容

・オールセラミッククラウン
・ホワイトニング
・ナイトガード

患者さんは女性で、前歯2歯の被せ物とその両側の歯の詰め物の変色をきれいにしたいとご来院になりました。 上顎前歯2歯にはセラミッククラウンが入っていますが切端部は欠けており、歯肉退縮によって歯茎の境目が露出しています。その両側の歯の詰め物も含めて審美的な改善をご希望され、セラミッククラウンでの治療を行いました。

治療ステップ

ステップ 1
初診

上顎前歯2歯にセラミッククラウンが入っていますが、歯肉退縮により、歯と歯茎の境目が露出していて、切端部は欠けています。その両側の歯にはレジンの詰め物が入っており、詰め物自体の変色と若干の虫歯もあります。

ステップ 2
現状と治療計画

上顎左右1番には以前に他院で治療をしたセラミッククラウンが入っています。
歯ぎしりがあるため、歯肉退縮や切端部が欠けています。
左上2番はご自分の歯ですが、切端部が咬耗(歯が削れている状態)しています。
左右1番のクラウンは大きめで、唇側に出ており、それに比べて両側の2番は小さく、内側に位置しています。
審美的かつ嚙み合わせの改善も含めてセラミッククラウンによる審美歯科治療をご希望されました。
ホワイトニングをご希望されたので歯のクリーニングを行った後、2週間ほどホームホワイトニングを行いました。
ホワイトニングの効果が現れたところで治療を開始します。

●左上2番~右上2番
・オールセラミッククラウン
・ホワイトニング

ステップ 3
上顎セラミッククラウン印象

左右1番は神経がない歯で土台が入っています。本来であれば土台の作り直しや再根管治療(根の治療)をしたいところですが、土台を除去することによるリスクなどをご説明した上で、今回は土台の除去は行わず、上顎4歯のセラミッククラウンの印象を行います。

歯型を取る前に行う歯肉圧排ではクラウンと歯の境目(マージン)を隙間なくしっかり適合させることが最も大切です。
マージンは歯肉のラインより僅かに下(歯肉縁下)に設定するため、支台歯と歯肉の間に細い糸(圧排糸)を丁寧に埋め込んで、境目を正確に型取りできるような条件を整えます。

宮本歯科ではこの形成と印象採取に配慮しています。
印象採取は治療直後だけでなく予後の良い経過に繋がる大切なステップだからです。

ホワイトニングの効果が得られた下顎の前歯部に合わせてセラミッククラウンをお作りします。

ステップ 4
セラミッククラウンセット

印象から約2週間後、セラミッククラウンをセットしました。

治療前に比べると、左右1番と2番との大きさや前後的な位置も改善されました。
歯ぎしりの自覚症状があるため、ナイトガードも製作しました。
引き続き定期検診でご来院予定です。

治療費

仮歯
¥5,500
× 4歯
¥22,000
セラミッククラウン
¥154,000
× 4歯
¥616,000
ナイトガード
¥33,000
¥33,000
ホワイトニング
¥33,000
¥33,000
合計 ¥704,000

※治療費は全て税込の価格となっております。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※根管治療が必要な場合は別途費用が必要となることがあります。

リスク・副作用

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがあります。
※すべて症例による違いや個人差があります。

治療担当

医師:宮本 庸一
歯科衛生士: 杉山 裕季
トリートメントコーディネーター:宮本 秀子

症例紹介について

宮本歯科では厚生労働省が定めた医療機関ホームページガイドライン、ならびに医療広告ガイドラインに則ったホームページでの情報提供を実践しています。

ガイドラインでは、単純な術前術後の写真等、いわゆる「ビフォーアフター」を原則として(利用者保護の観点から)掲載を禁止していますが、患者さんの不利益にならないように要件を満たしている場合は、術前術後の写真等について広告(ホームページへの掲載)できるとされています。

より詳しい宮本歯科の医療広告ガイドラインの取り組みについては、「医療広告ガイドラインの遵守について」をご覧ください。

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