1. トップ
  2. 症例紹介
  3. 左右奥歯5歯をセラミックで治療した審美歯科

Case Study 症例詳細 宮本歯科で治療された患者さんの
症例をご紹介いたします。

左右奥歯5歯をセラミックで治療した審美歯科
女性  2021年12月 症例   

治療前

治療後

治療内容

・オールセラミッククラウンブリッジ
・オールセラミッククラウン
・イーマックスインレー

患者さんは女性で、左下欠損部にブリッジを作るのと、銀歯が入っている右下6番の審美的な改善を行いたいとの事でご来院になりました。右下の5番と6番にはかなり進行した虫歯があったため、丁寧に除去した上で右下と左下共にオールセラミックでの治療を行いました。

治療ステップ

ステップ 1
再初診時

提携している矯正専門医で行っていた矯正治療が終了したので、欠損部を治療したいとご来院になりました。左下6番が欠損しており、ブリッジを作りたいとご希望をいただきました。
また、右下6番にも銀歯が入っているため、こちらも審美的な改善をご希望されました。

ステップ 2
現状と治療計画

矯正治療のために現在はブリッジを切断していますが、もともと左下5・6・7番には銀歯のブリッジが入っていました。
欠損部はインプラント治療もご提案をしましたが、インプラント治療は外科処置が必要になることやブリッジに比べると期間もかかる治療になるのでなるべく早く治療を終えたいとご希望があり、ブリッジを選択されました。

右下6番は詰め物と歯質の境目からかなり虫歯が進行しており、手前の5番も6番とのコンタクト(歯と歯の間の部分)が虫歯になっています。

●左下5~7番・右下6番
・オールセラミッククラウン
●右下5
・セラミックインレー

ステップ 3
セラミックブリッジ印象(左下)

左下5・7番に入っていた銀歯を除去し、セラミックブリッジの印象をします。

セラミッククラウンと歯の境目(マージン)は歯茎のラインより僅かに下(歯肉縁下)に設定するため、歯肉縁下までしっかりと歯型をとれるように歯と歯茎の間に細い糸(圧排糸)を丁寧に埋め込んでから印象を行います。

シリコンでの精密印象は、患者さんにご辛抱を頂くこともございますが、現時点ではデジタルスキャナーによる光学印象は宮本歯科が求めるレベルの精密さには達していないため、いわゆるアナログなシリコンでの精密印象を選択しています。

セラミックの色は自然な色をご希望されました。

ステップ 4
技工模型

印象から作った模型を基にして、歯科技工士がセラミックブリッジを製作します。

シリコンによる精密印象を丁寧に行うことによって、石膏模型において正確に患者さんのお口の中を再現することができ、精密なセラミッククラウンを製作することができます。

ステップ 5
セラミックブリッジセット

印象から約2週間後、左下にセラミックブリッジをセットしました。今回のブリッジは2本の歯を支えとして3本の歯を作っています。
特に大臼歯は咬合圧による負担が大きいので、強度を求められます。審美的な美しさを考慮しながらも強度も重視する必要があるため、ブリッジのフレームや咬合面はジルコニアを使用し、連結部は幅を大きくとりました。

ステップ 6
セラミッククラウン・インレー印象とセット(右下)

右下6番のインレーを除去し、6・5番ともに虫歯を削合してセラミックの印象をします。

右下6番は虫歯が深く、大きかったのでセラミッククラウンとなりました。
5番のインレーと合わせて印象をし、約2週間後セットとなりました。

セットしたセラミッククラウンやインレーはもちろんですが、ご自身の歯を守るためにもナイトガードをお勧めしました。
今後は定期検診でご来院予定です。

治療費

仮歯
¥5,500
× 4歯
¥22,000
オールセラミッククラウン
¥154,000
× 4歯
¥616,000
イーマックスインレー
¥77,000
× 1歯
¥77,000
ナイトガード
¥33,000 ¥33,000
合計 ¥748,000

※治療費は全て税込の価格となっております。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※根管治療が必要な場合は別途費用が必要となることがあります。

リスク・副作用

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがあります。
※すべて症例による違いや個人差があります。

治療担当

医師:宮本 庸一
歯科衛生士:小原 彩
トリートメントコーディネーター:宮本 秀子

症例紹介について

宮本歯科では厚生労働省が定めた医療機関ホームページガイドライン、ならびに医療広告ガイドラインに則ったホームページでの情報提供を実践しています。

ガイドラインでは、単純な術前術後の写真等、いわゆる「ビフォーアフター」を原則として(利用者保護の観点から)掲載を禁止していますが、患者さんの不利益にならないように要件を満たしている場合は、術前術後の写真等について広告(ホームページへの掲載)できるとされています。

より詳しい宮本歯科の医療広告ガイドラインの取り組みについては、「医療広告ガイドラインの遵守について」をご覧ください。

症例一覧 トップへもどる